森で遊ぼう…再び!

琵琶湖森林レンジャー

2011年10月07日 10:12


ついこの間まで夏の暑い日がつづいていたと思ったら、急に涼しくなりましたね。 これからだんだん、紅葉が進んでいきます。 日本の紅葉の美しさは世界でも指折りと言われています。

すこし肌寒くても、ちょっと厚着をして、紅葉狩りに出掛けてみましょう。

上の写真は、昨年撮影したものです。 モミジの上から木漏れ日があたって、それを見上げています。


ところで、今回は、重大告知! 来月に開催するイベントのご案内です。

タイトルは 「森で遊ぼう!! ~おとな編~。 
 

ふだんの生活をちょっと背中から降ろして、森へ遊びにきませんか? 自然の中で、人と関わりながら過ごす二日間。 ついつい本気になって遊んでいると、なんだか懐かしいような、あたたかい気持ちになって・・・
きっと、新しい気持ちになって、森から帰ってもらえることでしょう。



詳細をお伝えしましょう。
◆日時:2011年11月5日(土)11:00~6日(日)14:00 (一泊二日)
◆場所:滋賀県立近江富士花緑公園
◆料金:8,800円(ロッジ宿泊、4食、プログラム代、保険料含む)
◆対象:おとな(高校生以上)
◆定員:12名
◆申込:10月28日(金)までに、「お名前、ご年齢、ご住所、電話番号、メールアドレス」を、下記の連絡先へお伝えください。
◇近江富士花緑公園
TEL (077)586-1930
FAX (077)586-4084
メール karyoku@ohmitetudo.co.jp


前回の参加者の感想をご紹介します。

先週末は、内容が濃く、とっても有意義な週末となりました。
月曜日に会社に出勤しましたら、美容院で髪を切ったわけではないのに、
「髪型変えた?」って言われ、何か雰囲気に変化があったのかと、ふと思いました。
確かに、いつもより心が軽やかであることは、自分でもよくわかります。

日頃から、何かにつまずいた時、自然の中に身を寄せたいと願います。
仕事に疲れた時、職場の人間関係に疲れた時、家族や友人や恋人との関係に疲れた時、どうしようもない孤独の中にいる時に、
たとえば、そっと風が吹いて、目の前の草花が揺れるのを目にしただけで・・・
たとえば、綺麗な日の出や夕焼けを目にしただけで・・・
自然から、いっぱい勇気付けられ、救われてきました。

そんな自然のなかで、まるで仙人のように生きてみたいような気もしますが、
やっぱり、人とのつながりを感じる時に、自分が今こうして生かされていることの喜びを、強く感じます。

参加する前は、なんとなく漠然と「森と遊ぼう」という解釈を勝手にしておりまして、
自然の中に身を置いて、自然観察をしたり、これは実際にもやりましたが、目隠しをして森のなかを散策したり、
自分のお気に入りの何かを探したり、アートをつくったりするようなことばかりをするものだと思っておりました。

でも今回の「森で遊ぼう」では、
二日間、自然のなかで、人と交わって、自然と遊ぼう、人と遊ぼうを体験できたと思います。
「森と遊ぼう」でもなく「人と遊ぼう」でもなく
「森のなかで、みんなと一緒に遊ぼう!」でよかった。
だからこそ、最後終わった時に、とってもすがすがしい気持ちになったのだと思います。

大勢でいるより、一人でいるほうが好きな私ですが・・・
これからも、自然と人とのつながりのなかで、素直に、気持ちよく生きていきたいと思います!

映画の一本でもつくれそうなくらい濃い週末。
野洲図書館で、偶然にもチラシを手にしたときから、個性的な仲間達との出会い。
いますぐにでも脚本ができそうなくらいです(#^.^#)

シマヤマン、どうもありがとうございました♪


なんだか本当に濃密な2日間を過ごさせていただきました。
なかなか疲れました。 ですが、面白い疲れです・・・

2日間のスケジュールで一体何をするのか、あまり深く考えずに参加させていただきました。 花緑公園には初めて来たのでまずはどんなところかと・・・
そうしてどんな人たちが森へ遊びに来るのかな?と楽しみでした。

いろんなワークを体験していくうちにとても深いところで人と触れ合う事になり、自分の中でこの森まで抱えて来てしまった課題によく似た状況にも遭遇して・・・
人と人との関わりとはどういうことなのか・・・全く今までと違った観点で体験させていただきました。
ここで出会った人たちは本当に『運命の出会い』というくらいみんな個性的でいろんな世界観を持っていて、この会でしか絶対に出会えない人たちでした。。。

全く違う世界観を持った人間が集まり過ごす時間、共通点がなかなか見えない中でワーク達成の為の必然の協力、手探りで相手と自分との気持ちのすり合わせ。 森の中でだから可能だったのではないでしょうか・・・

森で遊ぼう、またいつか・・・
「もりのなかへ」マーガレット・ワイズ・ブラウンの絵本がよみがえります。
あの時みんなで出会った『繋がる気持ち』、また花緑公園の森で待っててくれることでしょう。 またここに来て、森のあの場所でいろんなことを思い出すのでしょうね。 お世話になりました。。。


シマヤマンにお願いしたいことがあります。
今回の「森で遊ぼう」の一週間後、例の巨大震災が発生しました。
幸いにも、滋賀県は大きな被害に見舞われていませんが、一歩間違いがあれば、我々も大きな被害にあっていたことでしょう。
震災の直前に、我々は、異なった環境の中、皆で力を合わせる重要性について学びました。
そこでシマヤマンにお願いしたいことは、次回の「森で遊ぼう」を開催する際、今回の一週間後に震災が発生したこと、そしてチームワークの大切さを、参加者に伝えていただきたいと思います。
「和合に転じて毒を制す」



前々回の感想を見たい方は、以前のブログ、2011年1月5日の「森の入り口」(http://forestranger.shiga-saku.net/e554081.html)をご覧ください。

第3回となる今回ですが、じつはこれが最終回になります。 じつは「琵琶湖森林レンジャー」は3年間の事業で、今年度が最終年度になるためです。

このイベントにビビッと感じたあなた、どうぞご参加ください。 お待ちしています。

(シマヤマン)



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