第5回 花緑フォレスターズ

琵琶湖森林レンジャー

2011年12月23日 15:37


今年最後の「花緑フォレスターズ」は、気温の低い日でしたが、良いお天気になり、公園への道中に見た比良山の雪化粧がたいへん綺麗でした。


例によって午前中は、今日のメンバーの自己紹介などをした後、自然観察を兼ねた作業コースの下見です。 ナンキンハゼの実がはじけているのを見上げています。


今日手入れをするのは、遊具のある広場からすぐ奥の森です。


森の入口に立って、どんな森に見えるか訊いてみました。 「木が茂りすぎ」、「向こうへ行ってみたい」など、いろいろな感じ方がありました。


この森の手入れを始めた一昨年の様子です。 森はうっそうとしていて暗く、ほとんど誰も立ち入らない場所でした。 少しづつ手入れをしてきて今の姿がありますが、今日は「花緑フォレスターズ」のみなさんの力を借りて、もっときれいにしてやろうというわけです。


作業の場所と手順を確認していきます。


途中でフユイチゴがたわわに実っていました。


森の広場に到着し、作業内容や、コミュニケーションの重要性を確認しました。 「コミュニケーションはキャッチボール」ということで、この後、みんなでキャッチボールをしました。


お昼ごはんの後、暖炉の前で、KYをしました。 KYは、「空気読めない」じゃなくって、「危険予知」でしたね。


全員集合して、作業開始!


初心者には先輩がついて、丁寧にやり方を教えてくれます。


斜面にななめに伸びる木を、慎重に伐っていきます。


ロープを持って、合図を待っています。


思い通りに倒れて、ホッ。


目の前に立ちはだかるヤブに、勇猛果敢に挑みます。


コツコツと作業を進めます。


腰をすえて、ノコを使います。


いつもよりちょっと太いのを伐っています。


こちらは、ちょっと大きいのに取り掛かった様子。 まず状況をよく見て、よく相談します。


教わるままに、ノコを入れます。


切って・・・切って・・・・


うまく倒れて、嬉しい!
花緑フォレスターズのみなさん、今日もありがとうございました!


終了後に、これまで手入れをしたコースを通り、絶景ポイントへ。


一歩一歩、着実に、花緑公園の森や散策道がきれいになっています。 ブログをご覧いただいているみなさんも、きれいになっていく森や道を歩きにきてください。

来年3月まで予定している「花緑フォレスターズ」の活動も、あと5回です。 興味を持たれた方は、どうぞご参加ください。

(シマヤマン)





関連記事