滋賀県に5人いる琵琶湖森林レンジャー(ゴレンジャー!)の重要な任務の中に、「やまのこ学習」のサポートが含まれています。
説明しよう!! 「やまのこ学習」とは、滋賀県の小学校4年生が、山や森に出かけていって行う、森林環境学習である。
シマヤマンとポパイは、栗東市長の出動要請に応じて、金勝山(こんぜやま)にある「森の未来館」でサポートを行っているのである!
こんな天気の良い日にゃ~
寝転んで空を見るぜ~
やまのこ専任指導員の鬼軍曹「しし丸」が話しています。 画面右上、向こうの山の尾根に四角く木の生えていない所が見えますが、あそこまで歩くなどと言っています。
自然観察などをしながら、山の中を歩くこと2時間あまり・・・
本当に着いてしまいました。 人間の足って、すごいもんです。 遠くには琵琶湖、右手にはシマヤマンとポパイの基地である近江富士(三上山)も見えています。
シマヤマン隊。
ポパイ隊。
金勝山の「やまのこ」では、間伐も行っています。 木の切り倒し方を説明しているところ。
エ~! こんな大きい木を切るの? 私より全然太いや~ん!
怪しい出で立ちで作業を指導するしし丸。
しっかりと作業を進めれば、ほら、この通り。 木と木の間の狭い隙間に、うまく倒せました。
木を倒したところの上にはぽっかりと穴が空いて、森に光が差し込みます。
切ったばかりのヒノキの皮はよくむけます。 これがなかなか楽しい。 みんな夢中です。
切り株のところに集まって、森のことをあれこれ質問。
「やまのこ」ではクラフトもします。 注文に合わせて、ポパイがドリルで穴をあけてくれています。
こちらは「ホットボンド」でくっつけているところ。 間伐した木と森の素材を使って、お気に入りのペン立てを作っています。
こんな素材もあります。 何だかわかりますか? これは、マツボックリをリスが食べた痕で、「森のエビフライ」と言われています。
「森の未来館」周辺の森林散策にも出かけます。 動物の痕跡(フィールドサイン)や植物の不思議にも出会えます。
こんなに可憐な花が咲いています。 胃腸を元気にしてくれる薬として使えるセンブリです。
朽ちた倒木に種が落ちて芽生えた木の赤ちゃん。
ラジオ体操をしているのではありません。 「さぁ、木の親を探してごらん!」としし丸が言っています。
こちらは朝の森です。 生命の息吹きを身近に感じる時間です。
そこへ子どもたちを誘います。
どうやら、森の手入れをするようです。
作業について子どもたちに説明します。
炭焼きの材料や燃料になる枝や落ち葉を拾い集め、切り株を切って歩きやすくします。 ツルは集めた枝を束ねたり、リースにしたりします。
みんなで、手入れをした森を見ます。
スッキリとした地面になりました。
作業を終えて森から出ていく子どもたち。 「アリガトウ」
「県民の森」での閉校式の様子。 秋の優しい自然が、子どもたちを見送ってくれています。
子どもたちの帰った森で、木たちが話をしています。
「今日ハ子ドモタチガ来テ、楽シカッタナァ」
「ウン」
(シマヤマン)